基本方針。
単純
基準寸法に対する正負の値です。指定は簡単ですが融通は利きません。
機能上の
位置度、輪郭度、振れ。機能上のはめあいを確かめる指標です。
既定
既定の公差等級です。中級の-mが一般的で、精級の-fはより厳しくなります。
Cpk > 1.33
工程能力です。Cpkが1.33を超えれば能力ありとみなします。量産で裏づけます。
スプリングバック
アルミは跳ね返り、鋼は安定し、樹脂は時間とともにクリープします。
最悪ケースと統計的手法
足し合わせる最悪ケースと、二乗和の平方根を取る統計的手法との比較です。
よくあるご質問
機能上のはめあいが効いてくる箇所です。軸受穴や相手部品と組み合う形状が該当します。ASME Y14.5に準拠します。
ISO 2768-mの中級でたいていは足ります。厳しくするのは重要な形状だけです。
±0.005 mmには研削やラッピングが要ります。±0.025 mmならCNCで出せます。0.005を下回ると専門領域です。
複数の部品が組み合う場合、最悪ケースは公差の総和です。統計的手法は二乗和の平方根を取り、量産の実態に近くなります。
等級を1つ厳しくするごとに費用が5〜10倍になります。やりすぎは禁物です。全体は緩めにし、機能が求めるところだけ締めてください。
図面に「特記なき公差はISO 2768-mによる」と記載してください。個別に指定した公差が優先します。
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