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積層造形の図面:MJFの積層、レーザー光、ラティス構造
SLAとDLP

レーザーとプロジェクター。樹脂は同じ。物理が違います。

SLAはレーザーで一層ずつ点をなぞっていきます。DLPはデジタルプロジェクターで一層をまるごと硬化させます。どちらも樹脂部品を作りますが、速さ、精度、費用の釣り合いの取り方が違います。

工法の比較中国・無錫市最小ロット1個DFMレビュー込み

並べて見るまとめ。

SLA(光造形)

紫外線レーザーが樹脂の表面で一層ずつなぞっていきます。層あたりは遅いものの、造形サイズに融通が利きます。精度は最上、細部も出ます。1980年代から精密試作の標準です。

DLP(デジタル光処理)

紫外線プロジェクターが一層をまるごと硬化させます。速く、造形時間は体積ではなく高さで決まります。解像度は造形範囲のどこでも一定。樹脂造形の市場で伸びている方式です。

項目ごとの内訳。

項目SLADLP
層を硬化させる方式レーザー点でなぞる層全体への投影
速さ(小さな部品一つ)中程度速い
速さ(プレート一杯のとき)遅い(すべての部品をなぞる)一つと同じ(プレート全体を投影)
精度通常±0.05 mm±0.05~0.1mm
最小形状0.1mm0.1mm
面粗さとても滑らか縁にピクセルの格子が出る
最大造形サイズ500×500×500mmまでおおむね200×200×200mm未満
解像度の均一さ造形範囲のどこでも一様場所で変わる(縁と中央)
使える樹脂の幅選べる幅がいちばん広い機械メーカーごとに異なる
おおよその費用1個あたり50~500ドル1個あたり30~400ドル
機械の値段1万~25万ドルの範囲3千~10万ドルの範囲
向いている用途精度、大きな部品小さな部品を速く

どちらをいつ選ぶか。

SLA(光造形)を選ぶのは次の場合です。

DLP(デジタル光処理)を選ぶのはこんなときです。

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よくあるご質問

レーザーとプロジェクター — 質問

SLAとDLPの樹脂部品は違うものですか

同じ樹脂を使う限り、機械的性質はほぼ同じです。違いは見た目に出ます。DLPの部品は縁にピクセルの格子、つまりプロジェクターの画素による微細な階段模様が現れることがあり、SLAの部品は縁が滑らかな曲線になります。機能試作なら力学的には同等、見える部品ならSLAの面がまさり、ごく小さく細密な部品ならどちらでもよく出ます。

DLPはなぜプレート一杯でも一つ分と同じ時間で済むのですか

DLPはプロジェクターで一層をまるごと一度に硬化させます。その層に部品が一つあろうと百あろうと、硬化にかかる時間は変わりません。小さな部品を百個詰め込んで一度に造形しても、一つのときよりわずかに長いだけ。小物を数量つくるなら採算はきわめて良好です。SLAは一つずつレーザーでなぞりますから、百個なら一個の百倍かかります。

歯科技工所にはどちらが向きますか

歯科技工所はほとんどDLPかLCDを使います。LCDは同じ技術の一種です。理由は、部品が小さく、一度の造形に数多く入り、そして納期が早さを求めるから。全顎模型はDLPなら15~30分、SLAなら1~3時間です。歯科の仕事の流れそのものが、DLPの生産速度に合わせて組まれています。

DLPが伸びるなか、産業用SLAはまだ意味がありますか

あります。大物と精密の樹脂造形では、いまも産業用SLA — 3D SystemsのProXシリーズやStratasysのNeoなど — が主役です。DLPはプロジェクターの解像度と造形面積の積に縛られ、広い造形範囲と細かな描写を同時には得られません。500×500の大判SLAは、DLPには届かない大きな部品を作ります。小物の量産ならDLPの勝ち、大物や精密なら産業用SLAです。

LCD(MSLA)とDLP、どちらですか

LCDは、MSLA(マスクSLA)とも呼ばれ、液晶画面で紫外LEDの光を遮って像をつくります。層をまるごと硬化させるという考えはDLPと同じで、マスクがDMDプロジェクターではなく液晶という違いです。機械は安く、500~3,000ドル。DLPの3,000~10万ドルに比べれば桁が違います。そのぶん解像度と色の正確さは劣ります。家庭用・卓上の3D造形で伸びている方式です。試作ならLCDで足り、量産なら通常DLPが好まれます。

うちの案件ではSLAとDLPのどちらを指定すべきですか

たいていは指定の必要がありません。樹脂と必要な精度をお伝えいただき、工法の選択は製造側にお任せください。当社は両方を備えており、部品の大きさ、数量、要求に応じて選びます。小さな精密部品 → DLP。大きな部品 → SLA。小物を数多く → DLP。一点物の大きな形状 → SLA。滑らかな縁という見た目を求めるなら → SLA。小物を速く → DLP。

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