基本方針。
焼入れ鋼
焼入れ鋼の標準で20〜70 HRC。20を下回るとHRB尺度に移ります。
軟質金属
軟質から中程度の金属で0〜100 HRB。アルミは50〜95 HRBです。
鋳鉄と軟質合金
鋳鉄、銅合金、アルミにはブリネル。80〜650 HBの範囲です。
すべての金属
硬いものにも柔らかいものにも使える万能尺度です。薄膜にはマイクロ硬度を。
軟質エラストマー
ゴムと軟質樹脂で0〜100。消しゴムはショアAで70ほどです。
硬質樹脂
硬質樹脂と硬質ゴムで0〜100。アセタールはショアDで80です。
脆い材料
セラミックスや硬化した薄層にはマイクロ硬度を使います。
鉱物
地質学の引っかき硬度で1から10まで。ダイヤモンドが10、滑石が1です。
おおよそ
尺度どうしの換算はあくまで近似です。それぞれ測り方が少しずつ違います。
よくあるご質問
耐摩耗性、疲労強度、被削性、切りやすさ。硬いほど摩耗に強い一方、脆くなりがちです。
おおまかな相関はあります。硬いほど強いのが普通で、鋼では引張強さがおよそ3.45×HBです。ただし熱処理と結晶組織も効いてきます。
量産では標準のロックウェル試験機、実験室の精度が要るときはビッカース、現場では携帯型の硬度計を使います。
尺度と値と公差を書いてください。「55-60 HRC」のように。あるいは機能で「この用途に耐える耐摩耗性」と示す手もあります。
大いにあります。4140鋼は焼なましで22 HRC、調質で50 HRCです。熱処理状態を指定してください。
硬さに応じてショアAかDを使います。アセタールは80 D、ポリウレタンは50〜95 Aです。金属とはまったく別の尺度です。
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