基本方針。
荷重に応じて
突合せ継手は引張に最も強い。重ね継手は合わせやすい。T継手は構造用。荷重に応じて選びます。
板厚に応じて
3 mm未満はI形開先、3〜20 mmはV形、15 mm超はX形。板厚に応じて選びます。
工具の経路
溶接士がトーチを届かせられなければなりません。最低50 mmの作業空間を確保してください。
できるだけ揃える
溶接する板は同じ厚さが理想です。厚さが違えば入熱も強度も釣り合わなくなります。
対称なビード
左右対称の溶接順序なら熱による歪みが打ち消し合います。治具での仮固定も助けになります。
寸法の積み上げを含む
溶接構造は、精度の要る部位に溶接後の機械加工が要るのが普通です。DFMの段階で織り込んでください。
よくあるご質問
AWS D1.1は構造用鋼、AWS D1.2はアルミ、ASME IXは圧力容器。用途に応じて選びます。
TIGは精密だが遅く、航空宇宙では標準。MIGは量産向きで速く、一般産業用です。時間単価はTIGがMIGの二倍。
母材のグレードに合わせてください。軟鋼にはER70S-6、304ステンレスにはER308L、316LにはER316L、汎用アルミにはER4043です。
薄板では大きく効いてきます。治具での仮固定、溶接順序、左右対称のビード、そして溶接後の機械加工が歪みを抑えます。
熱影響部は溶接部から通常5〜15 mm広がり、そこでは材料の性質が変わります。精度の要る部位はその外に配置してください。
通常は外観検査です。表面の割れには浸透探傷か磁粉探傷、内部欠陥には放射線透過か超音波探傷を。適用規格に従います。
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