基本方針。
接着の化学
TPEとPP、TPEとABSのようによく付く組み合わせもあれば、機械的な引っ掛かりが要るものもあります。相性表で確認してください。
接着しない場合
材料どうしが化学的に付かないときは、アンダーカットや穴、リブで機械的に引っ掛けてください。
両方の層
基材の肉厚は1.5 mm以上、オーバーモールドは通常0.5〜2 mmです。極端な厚み比は避けてください。
一次成形品は型に残す
二次射出のとき、一次成形の基材は型に残っていなければなりません。設計がそれを許す必要があります。
接着面は避ける
ゲート位置は流動と応力を左右します。オーバーモールドと基材の接着が重要な場所にゲートを置かないでください。
異なる材料
基材ごとに収縮率が違います。型の設計で補正してください。
よくあるご質問
硬い基材にTPEやTPUをかぶせます。歯ブラシの柄、工具のグリップ、電子機器の握り。量産では標準的なやり方です。
二色成形は同じ機械で順に射出し、自動で進みます。インサート成形は基材を別につくり、人の手で置きます。量が出るなら二色成形のほうが効率的です。
色を変えることもできます。材料ごとにPantoneを指定し、使用条件で色が保たれるか確認してください。
二色成形の型は単色型の1.5〜2倍です。インサート成形の型は単色型に近いものの、別工程が加わります。
接着は材料の組み合わせしだいです。TPEをPPに載せるとよく付きます。工程開発の段階で引張試験により確認してください。
二色成形は単色に比べてサイクルが5〜8割延びます。1個あたりの費用は量産規模で見合ってきます。
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